知らないうちに大きくなってた 



この、下のほうにある葉っぱ。

数年前
卒業して1年たたずに戻ってきたムスコが持ってきた小さな鉢植えの葉っぱ。

まるで自分みたいに縮こまった観葉植物を処分せずに、実家に戻って来た。

落ち込んで自信をなくしているムスコに
どんな風に接したら良いのかわからないまま
腫れ物に触るように
だけどたまには発破をかけながら
しばらく店の手伝いをさせていた。

そのうちに
紹介してもらったところで働かせてもらうことになり
以前とは方向が違うけど
同じくらい距離と時間の離れているアパートに移って行った。

住まうところを探して手続きまではしたけれども
その後は1度も顔を出さない薄情な親です。

持ってきた観葉植物は
お客様が持ち込んでくれた『クワズイモ』の足元になんとなく植えて置いたのだった。

弱っていたから枯れてしまうだろうと思っていた。

水やりはごくたまにしかやらなくて良いといわれていたから
目の端には入るけど
それほど気にしてはいなかった。

あるとき、何とはなしに見てみたら
グイッと伸びていたではないか。

『□□□(ムスコの名前)の葉っぱ』と呼んでいた葉っぱが。

今の職場でうまくやってるだろうか
今の職場はあの子に合っているのだろうか
この仕事につかせたのは間違っていたのだろうか

いろんなことを巡らせていたけれども
ムスコの葉っぱが
「大丈夫だよ、元気にやってるよ」

伝えてくれたようだった。

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